week

嫌なことはアッというまにやってきて 目の前で皮肉な笑み 浮かべる 好きなものはアッというまに遠ざかって もう二度と目もあてられない ここにあるものすべてで構築された現在を ただ憂うだけで一生終えてく 人間だから

絮絮

考えることも尽きて ぜんぶに飽きて だんだんできなくなるよ なんにもできなくなって 感動なんかしなくなるよ だから悩まなくなるし 今は目の前だけみてて こわいくらいに なくなってしまったら 目の前もみえなくなって すっきりするよ

ねむれない

変わってしまうのが嫌いだった つかんでも砂のようにこぼれおちる 変わらないものがないことに気づくの遅かった 変わらないだろうと思いこむこと それが今できない できていたことが今できない 知ることは怖い けど無知は罪だし 遮断されていてそれを受け容…

テバナシ

手の届くとこで 知らんふりして 待ってて きみはきみで ぼくはぼく 夢のみすぎで 壊れないように 見張ってて だれでもいいの どこにいくの 存在けして まるで幽霊 手すり離して まっさかさま まっさかさま こわいものなんて なくなるくらい 堕

理由

誰がどういうか知らないが ぼくはぼくでいたくない いけないことだと思わない 許されない 見苦しい嘘を 吐き続けて自己嫌悪 ここはとてもひどいとこ なのに居ついてる 何故うたう 何故ころす 何故こわい 何故きらい 傷隠し 平気さと

グウェイ

伝えることもないのに 義務から愛を謳って 世界を壊す罠だ それを口ずさむみんな悪魔

乖離

罪深き私たちの汚れた眼にはもう映らない現実のたまって 窮屈な記憶からはすりぬける 泣いてみたって心は晴れない 完成形は消滅でしかない いらない荷物身体から剥ぎ取って それら集めて焚き火をしよう モーゼのみた奇跡のような美しい幻想だ 空腹さえ凌げた…

今日を捨てて明日に挑む

それが繋がって 使い捨ての人生

みてくれ

誰だっていいんでしょ 頭なでてくれれば 誰だっていいんだ 誰だっていいんでしょ 名前負けした 愛のフリ ひとりで居すぎて 壊れようがない

あげあしとる

そうだいな物語さ 君が言う理想は 花咲かすことなく舞い散る前に 遺す虚しさ まるで返り討ちです たいそうな仕打ちだね 君のせいで

黙殺

低い枕に隠れて 可能性は遮断 子供騙しにはウンザリ いつからか感情が機能してない パニックに対応できない 限られた言葉の中で あてはめて 傾いた上半身は そのままで 厭きないね 虚しくないですか 消化するように日々をこなすのは

mad

「狂っている」 なんて思わない。 それがきみだから。 そんなこと 言う きみが狂っている。

豚の子

抱きしめられることのない豚は衰弱してくだけ。 汗水垂らしてもそのまま、そのまま、代わり映えない毎日を。 このまま、終えていくだけの週末を。戻らない青春は。 なんだか吐き気がします。

真夏日

みんなが飽きだした頃に僕はひとり眼をさまして、まるで冬のまっただなかを歩くかのように、ひたすら何か唱える。それが謝罪なら僕は人生に於いて失敗してしまったっていうことだよ。

いたいのいたいのとんでいけ

付き纏う空しさは片手間に どうしても思考して 消えては咲く 淡い夢 震える手と手で眼を覆い どうだろう拭いきれず 増してくばかり 闇の色 しきりに祈るも そらぞらしくこだまする 声が

ください

一生分の憂鬱を僕にください。 悲しむ間もなく終止符を打てるから。

天秤

遠すぎたから 疲れてしまっただけ まぶしさに耐えられず 過去として葬ったのは私 どう頑張っても永遠にはならなかった 知らなくてよかったのに 考えすぎてしまった 繋がらなきゃよかったのに 求めすぎてしまった それでもきみを知れてよかった きみの代わり…

happy

他人と関わるととても嫌な気持ちになる それだけ、それだけ。 ひとりきりはずっと嘘の幸せ

身元不明

「なんだろうこの感覚は」 取り憑かれてるうちは気がつかない、 罠。 閉じこめられたまま、それに慣れると特に悲しいとも思えなくなり、どうしてかきえていく。 きえていく。

嘘の本音

誰もここにいない安心感。 私には近づけない。 触れさせない。 誰にも見られてない安心感。 言葉など交わさない。 支配されない。 それでも少しいたむ。 すぐに追いつかれてしまって くやむ。 どうせなら私なんて放りだして ないものにしてくれれば いいのに…

理解

なんだってやれるきがしたんだ 泣いたってかわんないと知ったから

宙ぶらり

地に足もつけない状態でひがんでる 着実な未来をねりあげてくあなたがたがひどく憎く 醜いいきものだと暗示してひらきなおる水面下 救いだして もう物もいえない 誰でもいい 誰でもいいのに

unzari

記憶を葬るのではなく 現実から葬り去ること 痛手を負ってでも 未来へ繋げること ただ惰性で救い求めること ただ惰性で唱い続けること 稼いでも支払い続けること どこか消えてなくなること われながら理解できない自分は そのまま胸の内に追い遣ること

走馬灯

嘘を吐くこどもらに騙される被害者 愛される資格など最初からもってない わすれもの。血の海に熔けてった きれいなみらいに泳がされる いいよ、もうたずねてこないで かけあう声、平行線 むせかえすかんしょうと吸う、吐く ねえ。そこからなにを見出だそうと…

may

私は私でしか居れないことを悟った春の日 夢をみたんだ すぐ汚い妄想にまぎれる 痛みを失ったこの腕をだらんと垂らした枕元 青白い空にかぎりなく闇を温かい血液を捧げるように

雑記

発言、行動に責任をもつのが苦手。責任のある仕事はしたくないからいつまでたっても向上しない。自分の書いたものつくったものが自分のなかではすごくよくできたものでも、世間には通用しない、絶対受け容れられないという固定観念があり。だから自信がない…

生死の狭間

死んでいくことにも信じることにも理由は必要ないけど 単純に そこにいるみんなが自分本位に考えて生きてることだけ真実

寝て待て

もうしばらく待てば過去を愛せるようになります。そしたらまた自分を騙すことにも成功します。多分。今はまだ時期じゃないだけ。

頭と心

繋がれてる不安は恐怖と隣り合わせに。ふとした瞬間に緊張の糸が切れてふわっとどこか居なくなってしまいそうな気がする。それでも構わないのに怖いのは、本能のせいでしょ

子宮を泳ぐように

いつまでも停滞していて闇の中に潜り込む、この感触どうにかせねばと焦るだけ空回り。身をまかせて泳ぐように生きるのさ、笑ってみせて、あなたはまに受ける。こんな関係のまま信じてくれなんて不可能だ。