五月

春は終わりを告げた

勝手に期待して妄想に閉じこもったままの

自分が汚くて消えればいいと思った

君を利用してた 

最悪歌になればいいとか強がった

辛いとか話す相手もいない

見透かされてるような

不安だらけの夜

先生には平気って言ったけど

全体嘘まみれ

生きていたくない

生きていたくない

贅沢な呪文にいつか殺される

 

桜が嫌いと言ったあの子の言葉を反芻してる

そうなれない自分がみじめだった