そこなしぬま

なんだろう

ぬるい八方塞がり

 

だれにも言えない

だれも気づかない

だれかのせいにできたら

こわれないですむかな

 

あの人の裏もよくしらない

想像のなかで補完して

こわくなって逃げるだけ

 

はきだす言葉は

宇宙の底へ

 

私のからだは

そこなしぬまへ

 

そして

動けなくなる