uta

合奏はじまれば、立ち込める空気は一生ものの奇跡みたい。引きずりこまれてもう戻りたくない。
瞬間を綴じこめて生きてゆければいいのに。儚く消える。

魔法が融けて終わったら、固体になってずっと残るの。
だから永遠、
永遠に騙されて死んでゆけさえすれば幸せなフリできたも同然。だから私は唄を遺したいんだ。